岩手北三陸 170618「久慈~小袖海岸」

 ぬわっとした暖かな気候になってきましたが、今日の久慈湾は沖から「やませ」が入り牛島から麦生岬、そして内陸にひんやりした気流が流れています。でも、そんなに強力じゃあない !!


 久しぶりに小袖漁港「あまちゃん」の「袖が浜」手前まで行ってきました。

 しばらく観ない間に、ニッコウキスゲが咲きだしています。まだツボミの物もあります。

 ネギ坊主、キリンソウなどなど~初夏の趣です。


 白亜紀前期の火山活動のたまもの=花崗岩のゴツゴツした岩礁地帯が小袖漁港まで、車で25分ぐらいの間ずっと続きます。「兜岩」や「釣鐘洞」「通い島」「浄土ヶ浜」など奇岩・景勝が続きます。


 まだ「海女の素潜り」が始まっていませんので、行交う車もわりと少なくゆっくり景観を楽しめるこの頃です。今の時期の小袖海岸も、ゆるりと巡るにはチャンスかもしれません。


* 白亜紀前期(約1億500万年~1億4500万年前)

 右奥に久慈湾北端の牛島、その左~麦生岬上空は「やませ」の気流が流れる。

 花崗岩岩礁の「兜岩」

 釣鐘洞手前、斜面に咲くニッコウキスゲ

 釣鐘洞~この岩肌にニッコウキスゲが咲いているけれど、どこから栄養分が来るのか不思議⁉

アサツキのネギ坊主

 「あまちゃん」の袖ヶ浜=小袖漁港が中央奥に見える。柱状節理の夫婦岩~海女センター~ヒロシの監視小屋、防波堤の灯台がかすかに確認できる。

 花崗岩が雨風にさらされ、冬の凍結と解凍を繰返し、次第に風化崩壊してゆく。

 五条の滝近くの「通い島」、左手前の岩礁が「北の海女」さんの記念撮影場所でっす!